日本経済新聞 電子版 (携帯版URL) が本日創刊しました。4月末までは全機能を無料で体験できるので先行登録していたのですが、家に帰ってからようやくアクセスすることができました。
電子版の門出を祝すかのように、朝刊も夕刊もセンセーショナルなニュースが一面記事になっていました。「ビルゲイツ原発スクープ」については、1ヶ月前からキャッチしていた独自スクープだったが、電子版への登録を誘うためにこの日に当ててきたのだ、という推理もあるくらいです。真偽はさておき、このおかげでずいぶん電子版への登録者数も増えたのではないでしょうか。
まず試してみたのは、紙面レイアウトと横書きテキストの相互連携。横書きテキストを読んでいる際には、右側に紙面サムネイルが表示され、現在読んでいる記事の紙面での掲載位置を確認可能です。紙面サムネイルをクリックすると、その記事を紙面レイアウトで読むことができます。
つぎに試してみたのは、携帯電話向けサービス (携帯版URL)。普段使いのau W62CAからアクセスしてみました。かんたんログイン設定が可能です。トップページはリモコンモード(Flash)とサマリーモード(HTML)の2種類があり、自由に切り替えられます。Flashのほうが見栄えはいいですが、HTMLのほうがスピーディでストレスが少ないかもしれません。なお、「スマートフォン(iPhone、Windows Mobile、Android端末等)には対応していません」とのこと。ひどいものです。
5月以降、お金を払ってまで登録するつもりはありません。毎朝160円払って紙媒体の日経は購入していますが、時間的にそれを読むだけで精一杯です。それに料金も高すぎます。定期購読していればプラス1000円で済むところ、定期購読していないと電子版購読に月4000円かかりますからね。この価格設定からは、サービス発表時に社長が「紙の新聞の部数に影響を与えないことを前提にした価格設定」と述べていたように、宅配の購読者数を増やしたいという日経の狙いが透けて見えますね。
まあでも、せっかくなので、無料の今のうちにいろいろと使い倒してみたいと思います。
ちなみに、日経とはてなのタイアップ記事「はてな近藤淳也が日本経済新聞社に潜入! 話題の日本経済新聞 電子版について体験してみた」で、当該記事をはてなブックマークに追加するとiPadが当たるキャンペーンをやっています。応募期限は4/19まで。
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